アロマ「ムルモ様!」
呼び止められたムルモが振り返ります。
ムルモ「ほえ、アロマしゃん!」
アロマ「ムルモ様にバレンタインデーのチョコをと思って…」
と、大きな紙袋をムルモに差し出しました。
ムルモ「ほえーっ!
これは今妖精界で話題のナンダカワカンナイノ堂の
チョコじゃないでしゅか」
アロマ「マシュマロじゃなくてごめんなさいね」
ムルモ「ぜ~んぜん、そんなこと思ってないでしゅ。
アロマしゃんは気が利いてて優しいでしゅ」
アロマ「まぁ、ムルモ様ったら・・・」
同じくムルモにチョコを渡しにやってきたパピィ。
アロマがムルモと話している光景を見た瞬間、無意識のうちに道路脇の木に隠れ、二人の会話を一部始終聞いてしまうのでした。
パピィ「ムルモ・・・はぁ」
持ってきた小さなチョコ(手作り)の箱を見て、ため息をつくパピィがいました。
ガサッ
ムルモ「!・・・パピィ!?」
パピィ「ム、ムルモ・・・」
(後編に続きます)
ムルモ屋本舗ではまだまだバレンタインデーのネタが続きます(^^;。八方美人なムルモ、ブランド志向なアロマ、自己嫌悪に陥るパピィといった公式設定を組み合わせたお約束ストーリーを描いてみました。
ムルモはかわいくて人気があるから、アロマ以外からもたくさんのチョコをもらってそうです。リルムやアンナ、ヤマネやカメリからももらってそうですね。果たしてパピィはムルモへ本命チョコを渡すことが出来るのか!?それは次回のお楽しみということで(^^)。
(2007/2/17)